火星の最接近とは?
火星の内側にある地球は火星に約2年2カ月の周期で接近します。このとき、火星と地球の距離が近くなることを火星の接近といいます。そして、地球と火星の距離が最も近くなるときのことを「最接近」といいます。 地球の軌道に比べて火星の軌道は少しつぶれた楕円形をしているため、最接近の距離は毎回異なります。
いつ、どこで見える?
31日(火)の火星は、やぎ座の近くに位置しています。東京では19時前に南東の空から昇り、真夜中頃に真南の空に見えます。
21時頃には東の空から月が昇ってきますが、月明かりにも負けずに赤く明るく輝く火星は、とても目を引く明るさとなります。
21時頃には東の空から月が昇ってきますが、月明かりにも負けずに赤く明るく輝く火星は、とても目を引く明るさとなります。
次回の最接近はいつ?
最接近の距離は毎回異なります。次回の最接近は2020年10月6日で、距離は6,207万キロメートルです。
そして、次に火星の近日点のあたりで最接近となるのは、2035年9月11日。このとき、地球と火星は今回よりも少し近い5,691万キロメートルまで近づきます。
また、今夜火星が見られないエリアの方も、しばらくは明るく輝く火星を見ることができるので、天気の良い時に、是非夜空を見上げて下さい。
そして、次に火星の近日点のあたりで最接近となるのは、2035年9月11日。このとき、地球と火星は今回よりも少し近い5,691万キロメートルまで近づきます。
また、今夜火星が見られないエリアの方も、しばらくは明るく輝く火星を見ることができるので、天気の良い時に、是非夜空を見上げて下さい。